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【心の居場所】元カフェ店長・営業職の僕が、就労支援員で見つけた「数字より大切なもの」

仕事
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I. 導入:競争社会からの逃避と、新たな問い

「毎日、自分の仕事に心から『価値がある』と感じていますか?」

これは、かつての僕自身への切実な問いかけでした。

僕はこれまで、カフェの店長や営業職として、さまざまな現場で働いてきました。仕事自体は好きだったんです。お客様と直接関わること、チームをマネジメントすることは得意でした。

しかし、組織の中で目標が「売上数字」や「上司の評価」に変わっていくと、すべてが歪み始めました。

  • 良心に反する営業行為: 利益を出すという性質上、時にはお客様を「騙すように口車に乗せて」売上を上げなければならない現実に、心の底から嫌気がさしました。自分のやっていることが正しいのか、良心との間で常に葛藤していました。
  • 社内政治への疲弊: 現場の努力よりも社内営業上司の評価が何よりも優先度が高く、数字という結果だけを追いかける競争社会に心身ともに疲弊していました。
  • やりがいからの乖離: マネジメント側に回ると、好きだった接客の現場から遠ざかり、代わりにノルマのプレッシャーと事務作業がほとんどを占めるようになりました。僕はその中で、自分のやっていることに「真の意味」を見失ってしまったのです。

数字がすべてで、人の心や良心が軽んじられる競争社会。僕はその中で、自分の「居場所」が失われたように感じていました。そんな僕が、全く違う世界である就労継続支援B型事業所の支援員に転職したのは、数字では測れない「心の報酬」を見つけるためでした。

II. 異業種の経験が「支援員スキル」に変わるまで

僕が就労支援員になった理由は、「利益よりも利用者を優先する世界」、そして「誰かを直接助け、必要とされたい」という切実な願いからです。前職の空虚な努力とは対極にある、社会貢献性の高い仕事を求めていました。

一見、福祉とは畑違いに見える過去の経験ですが、今の仕事では強力な専門性(E-E-A-T)として活きています。

1. カフェの接客術とマネジメント経験の転用

まず、カフェの接客や店舗マネジメントの経験です。これは、今の「観察と共感の支援技術」の基盤になりました。

  • カフェの接客術: お客様の一瞬の表情や動作から「何を求めているか」「今どういう状態か」を瞬時に察知する力は、利用者さんの「言葉にならないSOS」を読み解く最初の観察力として活きています。
  • マネジメント経験: 多様な個性を持つスタッフのモチベーションを保ち、指導してきた経験は、利用者さん一人ひとりの個性や障害特性を理解し、その人に合った「個別の支援計画」を考える基盤になっています。

2. 子育て経験が教えてくれた「素直さ」への共感

そして、もう一つが子育ての経験です。僕は、自分の娘(今年の10月で5歳になります)が、「嫌なときは嫌な顔や行動」でストレートに気持ちを表現するのを見て、気づかされました。

利用者さんも、社会生活の様々な経験から、時に複雑な感情を持つことはあっても、心の奥底の気持ちはとても素直に表現されています。

僕は、その「言葉以外のサインを見逃さず」、気持ちを「察すること」を最優先にする支援スタイルを確立しました。これは、数字や理屈よりも、まず相手の心に寄り添うという、僕の支援員としての哲学です。

III. クライマックス:信頼関係という「心の報酬」

僕が、この就労支援員という仕事に心から「居場所」を見つけたと確信した、最も印象的なエピソードがあります。それは、他の職員の方も対応に苦慮していた、他害行為がある利用者さんとの関わりです。

僕は、「とにかく観察し、気持ちを察すること」を続けました。すぐに結果を求めず、ただ見守り、安全と安心感を提供し、感情的にならず常に冷静なトーンで接し続けました。

その根気強い支援が実を結び、ある日、その利用者さんが他の職員には見せない個人的な気持ちを「メモ」で表現してくれたのです。そして、その後、徐々にではありますが他害行為が減ってきたという具体的な成果にも繋がりました。

この瞬間、僕は確信しました。

僕の求めていた仕事とは、数字を追う競争社会ではなく、人の心と繋がり、成長を支えるこの現場だったのだと。過去の営業経験では決して得られなかった、人の心と繋がるという真の「心の報酬」を、僕はここで見つけることができました。

IV. まとめ:現役支援員として発信し続ける理由

僕は今、就労継続支援B型事業所の支援員として、充実した毎日を送っています。

過去のすべての経験(カフェ、営業、子育て、そして転職の失敗)が、利用者さん一人ひとりの「人生の伴走者」として、確かな自信と強みに繋がっています。

このブログでは、現役支援員としての専門的な経験に基づき、就労支援のリアルな情報や、僕のライフワークである心と体を整えるための情報(ランニングや健康など)を、正直に、そして信頼できる形で発信していきます。

この経験が、過去の僕のように「自分の居場所」を探している誰かの、一歩を踏み出す力になれば幸いです。

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